歯科用金属の高騰
歯科医院で日常よく虫歯の治療後に被せる材料として使用される歯科用金属この金属は、いくつかの種類の金属の合金です。
金、パラジウム、銀、銅などが主成分ですが、ロシア・ウクライナの戦争によりパラジウムが非常に入手が困難になってきており、歯科用金属が急激な高騰となっております。
パラジウムは、歯科材料の他にも半導体の材料としても使用されているものであり、今後ますます高騰することが予想されます。
そうなると、実際に歯科医院での治療においても、装着する銀歯の治療費用としてこれまで以上に患者様の医療費負担増が予想されます。
4月には、診療報酬改定が行われますが、早速反映されるかもしません。
治療受けられる患者様には銀歯が高くなったなあ~と感じる日はそう遠くないと思います。
歯科用金属の代替材料も進んではいますが、保険診療に導入されるのは、まだまだ先のことかと。
戦争は遠いロシアとウクライナで起こっている出来事ですが、わが国日本にも物価上昇、品薄など様々な形となって影響は広範囲に受けることでしょう。
2022年03月19日 11:38