医療従事者への優先的コロナウイルスワクチン接種がいよいよ始まります。
当院へもワクチン接種予定者リスト作成依頼が県より案内があり、授乳中の歯科衛生士を一人除いて治療に直接携わる歯科医師・歯科衛生士は全員ワクチン接種を希望しています。
ワクチン接種は今回特例にて国民全員無料で接種できます。妊婦を除く国民の努力義務という位置づけで任意接種となっています。
皆さんは、ワクチン接種を受けますか?
ワクチン接種については、その有効性よりも副作用の事を不安視する報道が一部マスコミで取り上げられています。
私を含め、やはり医療従事者の人も皆、当然不安はあると思いますが、なるべく協力的接種を行い集団免疫を獲得しなければこの国難は乗り越えられません。
世間の人はどう思っているのでしょうか?
医療従事者は早く接種できて羨ましいと思っている? 医療従事者はコロナと命をかけて立ち向かい、命をかけてワクチンの効果のモルモットにされている?など色々な意見がありますね。
私は、自分自身のためだけであれば、今回のワクチン接種は受けるつもりはありませんでした。(出来てほやほやのワクチン!ホント大丈夫?やろか?)
しかしながら、今はコロナウイルス感染者急増により有事の事態で医療崩壊・医療従事者の疲弊・介護支援の崩壊、また時短要請を余儀なくされている飲食店など、コロナウイルスによって状況が大きく変わった方々を助ける(迷惑をかけない)意図で受けることにしました。
自分が感染すれば、コロナ治療の携わる医療従事の方々へ迷惑をかけるであろう!私の歯科医院へ来院される患者様の治療遅延へと繋がるであろう!私の医院で働く医療スタッフの雇用面での影響が出るであろう!そして大事な家族への感染をさせてしまうであろう!そういった考え第一で接種することにしました。私の感染は、もはや私だけの問題ではないわけです。
もしかすると、私の医院スタッフにも接種希望者が多いですが私と同様の考えの者が居るかもしれません。
自分自身の事まず一番に考えることも大事ですが、時として社会の一員としての立場を意識した行動をとることも大事かと私は思います。
2021年02月16日 16:41